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木材の種類【前編:それぞれの特徴】

こんにちは!

今回は木材の種類について[前編]と[後編]に分けてブログを書きたいと思います。

店舗やご自宅での家具選び、家具造作の際に参考にしていただければ幸いです!

 

家具を選ぶ基準

あなたは家具を選ぶ際、何を基準に決めていますか?
デザイン?価格?ブランド??

是非家具選びの基準にしていただきたいものがあります。それは[素材]です。
なぜなら、どのような素材を選んでいるかで、家具の耐久性、寿命、そしてメンテナンスの方法が変わってくるからです。

 

 

木材は家具の材料の中でも多く使われ、たくさんの種類があり、特徴もさまざまです。また、木材の家具は経年での変化を楽しめるという特徴もありますね。

せっかく毎日使う家具を選ぶのですから、木材にもこだわれば、用途に合ったぴったりな家具が見つかります。
今回は、よく家具で使われる木材の種類や特徴から、インテリアとの馴染み具合、また経年変化についてもご紹介していきます。

 

針葉樹と広葉樹の違い

字のごとく、葉っぱの形状で針葉樹と広葉樹に分類わけされます。

針葉樹

針葉樹は柔らかて軽く、加工しやすい肌触りが良いことです。
柔軟性の高い針葉樹は、柱や梁などの建築材として使用されることが多いです。

 

ヒノキ:水に強く、除湿効果あり。香りもよく、消臭殺菌効果も期待できます。
ヒノキ風呂・ヒノキのまな板・幼児向け玩具など、身近なものに利用されることが多い木材です。
和のインテリアには欠かせないヒノキですが、加工の仕方やデザインによってはモダンインテリア、北欧系のインテリアにもよくなじみます。

パイン:柔らかく加工しやすい、しかも安価な耐えDIYには最適です。
ナチュラルな見た目の木材であることから好みが分かれますが、節などの天然らしさがカントリー調の空間を一層引き立て
食器などにも採用されいるので多くの方が手に取ったことのある材質かと思います。

 

広葉樹

広葉樹は硬く重い、ゆえにキズが付きにくい特徴があります。
こういった特徴のある広葉樹は食器棚や本棚、またキズが付きにくいということでダイニングテーブルなどにも多く使われています。

 

ウォールナット:高級感があり、ビンテージ家具との相性も良くインダストリアルな雰囲気に採用するのもおすすめです。
紫がかった茶褐色の木肌がとても美しく、ほかの木材に比べて高額ですが憧れの木材、、、!

マホガニー:紅褐色で光沢があります。
やや硬めですが、加工もしやすく、狂いも少ないのが特徴です。こちらも高級材とされています。

チーク:油分が多く含まれているために、耐水性・強い耐久性を持ち、フローリングなどの木材として利用されています。
北欧インテリアに特に馴染みのいい黄色味のあるウッド色で、経年変化で深みとツヤをましていきます。北欧のアンティーク家具などで、使い込まれた美しいつやを持ったチーク材の家具に出会えるかと思います。

 

オーク:オークとはナラの木で、いわゆるどんぐりの木のことを指します。
ウィスキー醸造の樽としても利用されている程、強靭な強度を兼ね備えています。色調や木目は様々で、耐久性のわりに細工しやすいという特長から、いろいろな家具として加工されています。
経年変化も少なく、取り扱いやすい家具といえます。

 

ビーチ:上記に上げた木材の中では安価で扱いやすい材料です。
木は白っぽく粘りがあり、曲木加工に適しているのでYチェアなどの有名なデザイナーズチェアにも採用されています。

 

 

家具店に行くと、POPに木材の種類も掲載されていますので是非注目してみてください^^
木材それぞれの得意分野を理解したうえで家具を選ぶと、新たな魅力が見えてくること間違いないです!

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