住宅

格子の活用方法

本日は木格子のご紹介です。

木格子といえば目隠しの効果が一番に挙げられます。

人間の目は暗いところを見るよりも明るい方見ることを得意としていますので、

格子によって外からは見えにくく、内側からは外の景色が見えるということが可能なのです。

 

格子には大きく分けて【縦格子】と【横格子】があります。
格子の機能とデザインを上手に取り入れていきましょう!

 

縦格子

クールでモダンな引き締まった印象を与えます。

内側からの効果は、車や歩行者など動いているものからの目隠しが得意です。

1階部分の目隠しに使われることが多く、
人通りのある面をすべてを塀で囲ってしまうと中にいるという閉塞感がありますが、
全面あるいは部分的に木格子を配置することで視線は気にならず、外の景色を楽しめるようになります。

 

横格子

カジュアルで安定感のある印象を与えます。

内側からの効果は、お向かいのマンションからの視線など、決まった高さ、場所からの目隠しが得意です。
画像も2階部分で採用しています。

 

バルコニーに採用されるお客様も多く、格子の面積を選べは光もきちんと入ってくるので高さを出しても圧迫感が出にくいです。

 

格子豆知識、、、

京町家の木格子は、外面は幅広、内面は幅狭の台形になっています。
目隠しの効果が絶大である上に、中から外の景色は良く見える作りになっているのです、、、!
外からは全く中の様子が分かりません。

また昔は糸屋、酒屋、米屋、、、というように業種ごとに格子のデザインが異なっていたようです。

今に続く建築の知恵、奥深くて面白いですね。

 

 

少々メンテナンスは必要ですが、自然木の格子もおすすめ。
風の抜け方が違ったり、工業製品にはない光の反射であったり。。。
程よく外部からの視線を遮りながら外の風景を楽しめます。

最近では住宅の外壁のアクセントとして利用されることも多くあります。
メンテナンス方法や用途だけでなく、
デザイン性も加味して、ワンランク上の外観をつくりましょう!

 

 

 

 

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