先日、KAGANHOTEL（河岸ホテル）に行ってまいりました。

 

京都中央卸売市場の西側に位置し、梅小路エリアからのアクセスも良く今後の発展が期待されるエリアですね。

本建物はホテル機能に加えて、現代アートの若手アーティストが共同生活を送りながら、施設内のアトリエで作品制作ができる複合施設となっております。

 

 

ファサードはこんな感じ。

青果会社の元女子寮だそうです。
当時大流行していた電車の窓枠のような型が今見ると新しくてかっこいい。
レトロビル好きにはたまらないデザインですよね。

 

エントランスを抜けると地下へと続く印象的な階段が。

この階段は地下のアトリエで制作された作品を移動させるために新たに作った階段なんだそうです。

床をぶち抜いているあとがワイルドに残り、私はかなり興奮してしまいました。

 

 

 

ホテルの客室も少し見学させていただきました。

写真がなくて申し訳ないのですが、このベッドルームの手前は床が一段下がったリビングとなっておりソファでも床座でもくつろげる
スペースになっていました。
もともと和室だったこの部屋を世界各国の人がくつろげる空間にリノベーションするための工夫が随所に見られました。

 

 

本建物はカフェも客室も含めて、内装は「無機質」。

磨かれたコンクリートと作品展示のための白壁、硝子、、、と統一されおり、潔いほどシンプルです。

 

 

あくまでもアートがメインでアーティストを生かす場として作られた背景が内装からも伝わってきます。

これもまた、若手アーティストが常駐し、建物内の景色が日々更新されるからできる、飽きのこない新しい内装の考え方ですよね。

 

余談ですが、、今ならカフェテリアでおいしいかき氷が、、、！
いよいよ夏本番ですね！暑さに負けず頑張りましょう！！