鉾(真木)建て
背の高い鉾はまず横倒しで組み立てられ、テコの原理を利用してゆっくりと立ち上げられるのですが、高い位置から引き上げるために仮設の塔を設け、前後の遠く離れた道路上から太縄とジャッキで引っ張ります。
作用点?には相当の力が掛かるために道路上に鉾建て作業専用の穴が空いていて、太い木を差し込んで大きな荷重でも受けられるようにしてあります。普段通行していている方ならご存知かと思います。
鉾建て前には願掛けの白紙をぶら下げたり、お塩、お神酒、祝詞でお祓いをしたりします。
この時だけは鉾の先端に付けられている紋?も間近で見られます。(画像は菊水鉾の先端)
放下鉾では鉾の上げ下げ時に掛け声を掛けるようで、今年はその様子を事務所の窓から見ることができました(下記画像の鉾先だけですが、、、)。電柱にある黄色のカバーは山鉾巡航のためのトランス保護カバーで、祭りの前後に関電が取付・撤去を行います。
夜には早速提灯に明かりが灯り、祭りの雰囲気ばっちりですね。
週明けの仕事再開の頃にはあと祭り(あとの祭りの語源)が始まります!